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更新日:2023年5月31日
節目年齢無料健診ハガキは、満年齢が40歳、50歳、60歳の方へ送付しています。
対象者は、期限内1回に限り、市内の登録歯科医院において無料で「成人歯科健診」を受診することができます。「ずいぶん歯医者には行ってない」、「決まった歯医者はない」という方は、自分に合った歯医者を見つけるチャンス!!だと思って受診してみるのはいかがでしょうか。
これを機に、治療の時だけ受診する歯科医院ではなく、定期的にお口を診てもらい、なんでも相談できる「かかりつけ歯科医院」を持ちましょう。
かかりつけ歯科医院で、定期的に歯科健診を受け、いつまでもおいしく食事ができる“健口(けんこう)生活”を目指しましょう!
1歯科医院を選ぶ。佐世保市成人歯科健診登録医療機関一覧の中から選んでください。
佐世保市成人歯科健診を受診できる登録医療機関以外の歯科医院では、佐世保市成人歯科健診を受診することはできません。全額自己負担となります。
2電話で予約。
【次のことをお伝えください】
3歯科医院へ行く。
健康保険証、またはご本人の確認ができるものを、歯科医院の窓口にご提示ください。
令和5年6月1日~令和5年10月31日
無料受診期間外に受診する場合は、500円の自己負担が必要です。
登録医療機関一覧(84ヶ所)(別ウィンドウで開きます)
注意:成人歯科健診と同日に治療を受けることはできません。
令和5年5月1日現在で、佐世保市に住民登録がある対象者へ送付します。
対象年齢 |
生年月日 |
---|---|
40歳 |
昭和57年11月1日~昭和58年5月31日 |
50歳 |
昭和47年11月1日~昭和48年5月31日 |
60歳 |
昭和37年11月1日~昭和38年5月31日 |
令和5年5月末ごろ
佐世保市成人歯科健診結果を見ると、40歳以上の佐世保市民のおよそ半数が歯周病です。
年齢が上がるにつれて、歯周病の人が増えてきます。対象者を含む40歳以降では、年齢とともに歯周病やむし歯が進行しやすく、歯を喪失するリスクも高まります。初期の歯周病は、目立った自覚症状(歯ぐきからの出血や腫れなど)が無く、自分が歯周病であることに気づきにくいため、歯科医療機関での検査を受けないと正確な診断を行うことはできません。
歯を抜く主な原因として、比較的若いうちからはむし歯、中高年では、歯周病による割合が多くなっています。
歯と歯ぐき(歯肉)のすきま(歯周ポケット)から侵入した細菌が、歯肉に炎症を引き起こし、さらには歯を支える骨(歯槽骨)を溶かしてグラグラにさせてしまう病気です。
歯みがきが十分でないと、歯垢(プラーク)や歯石が歯と歯ぐきの境目に繁殖し、プラークの中の細菌が作り出す毒素によって歯肉に炎症が生じて、腫れたり出血しやすくなってきます。さらに進むと、歯と歯肉との間に隙間ができる歯周ポケットという状態になり、歯周ポケットの中で、歯周病原菌の毒素は歯を支える歯槽骨を溶かしていきますので、それによって歯がグラグラしてきたり歯肉が下がってきたり歯が抜け落ちたりします。
1つでも当てはまったら、歯周病のサインかも?!
□朝起きたときに、口の中がネバネバする。
□歯みがきのときに出血する。
□硬いものが噛みにくい。
□口臭が気になる。
□歯肉がときどき腫れる。
□歯肉が下がって、歯と歯の間にすきまができてきた。
□歯がグラグラする。
歯周病を放っておくと、食べたいものが噛めずに、食べられなくなるだけでなく、肥満、糖尿病、動脈硬化、脳梗塞、狭心症や心筋梗塞など全身的な健康状態に影響を及ぼします。
一方、歯が多く残っていて、なんでも噛んで食べることができる人ほど、将来、要介護状態になりにくいといわれています。
歯周病予防には、毎日の歯みがきや定期的な歯石除去が有効ですが、自分で正しく磨ける人は意外に少ないといわれています。定期的に、かかりつけ歯科医院での健診とプロのケアを受け、歯と口腔の健康づくりに努めましょう!
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