避難所におけるペット同行避難について
災害発生時、犬や猫などのペットの飼い主が避難をためらったことによる被災を防ぐため、避難所を開設する際に市内4カ所の地区コミュニティセンターで一般の避難者に加えてペットとの同行避難も受け入れます。
避難所は動物が苦手な人やアレルギー等の健康に不安のある人など、多くの人が利用するため、人の避難スペースとペットの管理スペースを分け、人とペットの動線が交わらないようにするなど、皆さんが安心して避難所を利用できるように運用していきます。
災害発生時にペットを守ることができるのは飼い主だけです。
いざという時にスムーズに行動ができるよう、日頃からペットの防災対策を行いましょう。
- 災害発生時に混乱しないよう、あらかじめペット同行避難ができる避難所への経路を確認する
- 避難所でのペット受け入れ数には限りがあるため、ペットと一緒に避難できる親戚や知人宅への避難やペットを預かる施設の利用を検討する
- 不必要に鳴かない、トイレは決められた場所でするなどのしつけをしっかりと行う
- 避難所にはペット用の備蓄品がないため、エサや薬、シーツなどの必要な物は事前に準備しておく
- ケージやキャリーに普段から慣らしておく
- ペットと離れ離れになった時のために、迷子札やマイクロチップを装着する。
犬の場合は鑑札と注射済票を付ける
- ワクチン接種やノミ・ダニの予防などの健康管理を行う。
飼い主は自分自身の安全を確保したうえで、ペットの安全と健康を守りましょう。
また、鳴き声や臭いなど他の避難者へ十分配慮し、お互いが不快な思いをしないように心がけましょう。
- ペットを入れるケージは必ず持参するようにしてください。
- 避難所の職員の指示に従って行動する
- 小型の犬や猫などはケージに入れたまま指定の場所で管理する
- ケージに入れていない場合やケージに入れられない犬は、屋外の指定する場所にチェーンや頑丈なリードでしっかりとつなぐ
- 避難所の建物内では絶対にケージから出さない
- 他のペットと接触しないように注意する
- 餌や飲み水の管理、排泄物の処理は飼い主が責任を持って行い、ごみは持ち帰る
- 他の動物に感染する病気にかかっている疑いがある場合は、利用をお断りする場合があります
- 避難所内で人の避難スペースとペットの管理スペースは別です
- 同じ空間に避難する「同伴避難」はできません

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