更新日:2021年10月14日
ここから本文です。
佐世保市には、年間数百件の猫に関する相談が寄せられています。猫が人に嫌われることなく、人も猫も快適に生活できるようにご配慮ください。
猫にとって外は危険がいっぱい!交通事故、よその猫とのケンカ、感染症(猫のエイズや白血病など怖い病気があります)など、命をおとしてしまうこともあります。
また寄生虫やノミをもらってきたりもします。
「家の中だけではかわいそう」と思われるかもしれませんが、家の中だけで暮らすと"なわばり(テリトリー)"が家の中だけになるため、テリトリーを他の猫から侵略されなくなり幸せに暮らすことができます。
特に子猫を飼い始めた時、外に出さないようにすれば外に出たがりはしません。
環境省の「家庭動物等の飼養及び保管に関する基準」でも、猫の室内飼育を指導しています。
猫はとても繁殖力が強く、年に3、4回子供を産むことができます。
避妊・去勢手術をしていないと外に出たがるため、室内飼育をするにはオス、メスともに手術が必要です。
また外に出す猫にも、望まない妊娠をしたり、よそのメス猫を妊娠させたりするため、避妊・去勢手術をしてください。
手術することにより発情期の独特の鳴き声や、オスどうしのケンカも減ります。
「手術をするのはかわいそう」「自然の姿ではない」「繁殖の本能を取り上げたくない」「人間のエゴだ」とお考えの方もいますが、産まれた子猫を自分できちんと飼えないのであれば、飼い主の責任として手術をすることは必要なことです。
もし手術が間に合わず子猫が産まれたら、責任を持って新しい飼い主を探してください。
これ以上飼えないからといって絶対に捨てたりしないでください。
動物を捨てる事は法律により禁止されています。
猫のトイレは家の中、または自分の敷地内に置きましょう。
猫はきれいずきで、トイレが汚れたままだと別の場所で排泄してしまいます。
トイレはいつも清潔になるよう掃除をしましょう。猫の頭数が多い場合は複数のトイレが必要になります。
きちんと飼えば猫は15年以上生きることができます。飼っている猫には責任を持ち、最後まで飼いましょう。
また、猫を飼い始める時は15年以上先まで飼育する事ができるか、家族で良く話し合ってからにしましょう。
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください