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更新日:2023年6月5日
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この施設は丸出山堡塁に設置された28cm榴弾砲の砲戦指揮のために建設されたもので、ここに装備された測遠機で敵艦との距離や弾着地点を観測して砲台に連絡するものであった。基本的に観測所の標高と目標の水面の高さを底辺とする直角三角形を形作ることで目標の正確な位置を求めるものであった(垂直基線式という)。
観測所の周囲に周濠が掘られており、海から観測兵の移動が見えないように工夫されている。この観測所には装甲掩蓋が残されているが、日本国内では丸出山と由良要塞友ヶ島第一砲台(和歌山県和歌山市)に残されているのみである。
未指定
佐世保市俵ヶ浦町3115
俵浦中央バス停下車徒歩25分
常時公開
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