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更新日:2021年9月24日
先日、新設された九十九島観光公園を見学に行きました。
九十九島に加え、佐世保湾をも一望できる広大な公園でした。今後さらに充実させるために、多くの施策があろうかと思いますが、一つだけ公園への思いを述べたいと思います。それは、「公園の頂に、西海讃歌の「空いっぱいに」の歌碑を、弓張岳から移動させてほしい。」ということです。
弓張岳の展望台の北側下に、団伊玖磨作曲の「西海讃歌」の一節、平戸出身の藤浦洸作詞の「空いっぱいに」の歌碑が、ひっそりと気づかれることもないような場所に、文字も薄れ、とても寂しい姿になって立たされております。
今回の九十九島観光公園の開設に合わせ、この名曲の歌碑を、日のあたる場所に移転していただけないでしょうか?
佐世保が世界に誇る西海讃歌の「空いっぱいに」を多くの人に知ってもらい、親しんでもらい、より佐世保を愛してもらいたいために、ご検討くださいますようお願いします。
【令和3年6月受付】
このたびは、「市長への手紙」に貴重なご提言をお寄せいただきありがとうございます。
ご指摘をいただきました弓張公園には、藤浦洸氏をはじめ、吉田弦二郎氏、野口雨情氏、北島六郎氏など、10数か所の歌碑がございます。
これらは、幼少期を佐世保で過ごされた方や、弓張岳からの景色にちなんだ歌を詠まれた方など、すべて本市にゆかりのある方の歌碑となっており、その歌碑群をたどりながら展望台へつながる園路を「歌碑の径」として整備しております。
また、藤浦氏自身も除幕式の後、「…周囲のこのすばらしい景色、色の配合はどこにもない美しさだ。振り返ると、素晴らしい佐世保の港がある。…」と詩碑建立への嬉しさと弓張公園からの景色のすばらしさについて語っておられます。このようなことから移設については、難しいものと考えております。
しかしながら、ご指摘のとおり、周囲の樹木が伸びてきて陰になっていたり、文字が薄くなっているものもありますので、樹木剪定や、歌碑周辺の環境整備を図るよう指示いたしました。
また、西海讃歌を、九十九島の美しい景観とともに多くの人に知っていただきたいという○○様のご意見については、私も同じ思いであり、どのような方法で発信していくか今後検討してまいりたいと思います。
九十九島観光公園につきましては、令和3年3月末にオープンしたところですが、公園からの眺望については、大変好評をいただいており、また広い敷地を有しておりますので、思いの詰まったアイディアやご要望がたくさん届いているところです。
本市といたしましても、○○様をはじめ皆さんの思いを受け止め、九十九島観光公園の魅力を活かし、その魅力を発信できるよう今後とも努めてまいりますので、またお気づきの点などがございましたらお寄せいただけますと幸いに存じます。
【令和3年6月回答】
都市整備部公園緑地課
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