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更新日:2021年9月24日

【市長への手紙】生ごみ処理機購入助成金

ご意見内容

生ごみ処理機購入助成金制度をなぜ佐世保市は導入しないのですか?

コロナ禍で家庭内での食事回数が増え、そのことによる生ゴミの量も増えました。近隣の自治体では多く助成されているすばらしいこの制度を、佐世保市でやらない理由はなぜですか?

【令和3年6月受付】

回答要旨

お寄せいただきましたお問合せについては、環境部からお答えいたします。

本市におきましても、以前は「生ごみ処理機器設置奨励金交付制度」として生ごみ処理機器の購入助成制度がございました。

環境センター入口に生ごみ電動処理機とたい肥化容器の見本を置き、電動式とたい肥化容器の両方の購入について奨励金を交付するものでしたが、年々申請数が減り、制度としては一定の役割を果たしたものとして平成24年度末で制度廃止となっております。

しかしながら、現在も年に2~3件は、制度についてお問い合わせをいただくことがあり、その需要は皆無ではないと考えております。

また、佐世保市の場合、家庭からの燃やせるごみは分別を徹底すれば紙くず・プラ・ビニール類、そして「生ごみ」に集約されますが、全国的には、家庭からの燃やせるごみの3割から4割を生ごみが占めるとされており、生ごみを減らすことは燃やせるごみを減らすことに直結するといえます。そのような状況に加えて、ご意見にありますように、コロナ禍での「巣ごもり」生活が増えたことで、生ごみを含めたごみの量が一定増えている傾向も見られます。

このような状況から、平成24年度末に廃止した「生ごみ処理機器設置奨励金交付制度」の再開についても検討しているところです。しかしながら、問合せ件数も少ない中で新たに予算を確保するのは困難な状況であり、一朝一夕にはいかない状況です。

一方、上記のように「生ごみを減らす」ことの重要性は強く感じており、生ごみのたい肥化を主眼にした「ごみ減量アドバイザー制度」に加えて「ダンボールコンポストによる生ごみたい肥化」のご案内に着手しております。また、生ごみの「かさ」を減らし、焼却しやすくするために生ごみの水切りや濡らさないことなどについてごみ収集カレンダーにも掲載し啓発を図っているところです。

さらに、ごみを減らすという観点から、食品ロス削減のために食べ残しなど生ごみを増やさず、食材の過剰切除を減らすこと、まだ食べられるのに捨てられてしまう食品・食材を減らすためにフードドライブについても発信し、市内のこども食堂に食品・食材を提供する体制づくりを構築しております。

現在のところ、生ごみ処理機購入への助成よりも、水切りや食品ロス削減に軸足をおいた取り組みに移行しておりますが、今後としましては、特にたい肥化容器への助成についても検討してまいりますので、ご理解のほどお願いいたします。

【令和3年6月回答】

取り扱い課

環境部廃棄物減量推進課

お問い合わせ

総務部広報広聴課

電話番号 0956-24-1111

ファックス番号 0956-25-2184

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