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更新日:2022年2月25日

【市長への手紙】無数の島や山を保有してるだけでは、100台のフェラーリやロールスロイスを倉庫に隠し持っているのと同じです!

ご意見内容

佐世保市で生まれ、県外へ進出した身ですが、県外から見ると、長崎県は日本一障壁が多く、日本一都市経営が難しい地域だと感じます。(日本の最西端、限られた生活区域、沢山の島の保有)

しかし、反対にこれが強みにもなるのではないかと考えます。

全国でも、無数の島を広大に、間近で、じっくり眺められるのは長崎県しかないと思います。私はここに価値があると感じます。

九十九島、無数の島を存分に眺められることは貴重な体験であること。これを全世界に発信するべきです。そのために、発信のスペシャリスト(インフルエンサーやコンサルタント)の確保が必要だと考えます。また、その体験を有料化するということもお勧めします。富裕層に向けた土地の販売(別荘や、自然と景観に馴染んだタワーマンション)も視野に入れてはいいのではないかと思います。

九十九島を一望できるスポットを公園としてつくり、皆さんが平等に体験できることも1つのアイデアかもしれません。しかし、無料にすることによって維持管理に負担がかかるデメリットもあります。何よりも利用客が十分に価値を感じられず、興味関心を抱かなくなるのがもったいないです。

その希少な体験に値段をつけることで初めて、利用客に確かな価値を感じさせ、より多くの人に貴重な体験として持ち帰らせることができます。

佐世保市の可能性を少しでも高めたいという熱意から、以上のような意見を申し上げさせていただきました。

【令和3年7月受付】

回答要旨

県外から、ふるさと佐世保の活性化についてのご提言と、応援のメッセージをいただき、心から感謝を申し上げます。

ご意見にありますように、西海国立公園に指定された九十九島は、まさに市民の宝であり、誇りです。

自然豊かな暮らしやすい場所であると同時に、波静かな水面に浮かぶその美しい島々の景観は、本市を代表する観光スポットでもあります。

本市といたしましても、九十九島の認知度向上やポテンシャルを生かした取り組みを行ってまいりましたが、2018年4月には、国内5例目となる「世界で最も美しい湾クラブ」に加盟認定されるなど、国内はもとより世界に向けて情報発信を進めているところです。

また、ご承知のとおり、本年3月には俵ヶ浦半島に「九十九島観光公園」の一部が完成したことから部分的に供用を開始いたしました。

約4.7ヘクタールの広大な芝生広場の丘「眺望の丘」からは九十九島の大パノラマを見渡すことができ、市民の皆様だけでなく、本市を訪れる観光客の皆様にもこれまでにない景観を体感していただいております。

一方で、九十九島は、昭和30年に日本で18番目に環境省から国立公園の指定を受けておりますので、自然公園法・長崎県立自然公園条例に基づき、地域の保護と開発や利用のバランスを今後も上手に図っていかなければなりません。○○様のご意見も参考にさせていただきながら、価値ある資源を大切に活用してまいります。

観光発展の要因は、「美しい」「楽しい」「おいしい」の「3つのしい」であると言われております。

九十九島のすばらしさは世界に通用する観光素材であり、この美しい絶景とともに、楽しい、おいしい体験の提供ができるよう、いただいたご提案をはじめ皆様からの様々なアイデアを勘案しながら、九十九島の認知度向上や交流人口の増加を目指して取り組んでまいります。

今後ともご支援、ご協力を賜りますようお願いいたします。

【令和3年8月回答】

取り扱い課

観光商工部観光課

お問い合わせ

総務部広報広聴課

電話番号 0956-24-1111

ファックス番号 0956-25-2184

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