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更新日:2022年2月25日
コロナハラスメントを予防するため、市からもっと働きかけてほしいです。
マスクをしていないと白い目で見られたり、入店お断りの紙が貼ってあるところもあります。持病があるなど理由があってマスクできない方もいるのです。
佐世保市HPには、差別について書かれていますが、見ないとわかりませんし、メッセージに具体性はなく、弱すぎると感じます。
また、ワクチン接種は自由なのに、職場では義務化している、もしくは打たない人は退職だ的な風潮、差別、ハラスメントが起きています。
打つ、打たない、様子を見る、は本人意思であり、自由で、拘束力はないはすですが、打たないを決断した人へ、「本当に打たないでいいの?なんで?打たないとみんなにうつすよ?」との質問はおかしいですし、打たないと職場に入れないからと打ったという友人もいます。
どうかこの差別に対して、市として対策を講じていただきたいです。
【令和3年7月受付】
新型コロナウイルスの拡大防止対策におけるマスク着用につきましては、厚生労働省からも一定の効果があるという見解が示されており、本市としましても可能な範囲で着用をお願いしてきているところです。
しかし、マスク着用のデメリットとして、通常より呼吸がしにくいことがあり、小さなお子様や呼吸器に障害のある方などマスク着用が困難な方々もいらっしゃるため、すべての方に強制するというものではないと認識しております。
また、夏の時期には、マスク着用により熱中症のリスクが高まるため、暑さを避け水分を取るなどの「熱中症予防」とマスク・換気などの「新しい生活様式」を両立することも必要であり、屋外で人と2m以上(十分な距離)離れているときは熱中症を防ぐためにマスクを外すことや、マスク着用時は激しい運動は避けることなども呼び掛けております。
このように、様々な事情や場面があることから、着用されていない方を見かけた時も、まずは「何か特別な事情があるのかもしれない」と思いを寄せていただき、直ちに批判的な行動や発言をその方に向けることがないようご理解とご配慮をお願いしているところです。
また、ワクチン接種につきましては、薬事承認され予防接種法に基づいて接種できるワクチンを国から供給を受けているところです。この薬事審査の際には、国内外での臨床試験(治験)で接種後に生じた様々な事象(症状、疾病など)の件数や頻度も審査されているとのことです。
有効性については、いずれのワクチンも、新型コロナウイルス感染症の発症を予防する高い効果があり、重症化を予防する効果も期待されますが、一方で、副反応として注射した部分の痛み、疲労等がみられることがあり、まれな頻度でアナフィラキシー(急性のアレルギー反応)が発生するとされています。
国内外の数万人のデータから、発症予防効果などワクチン接種のメリットが、副反応などのデメリットよりも大きいことを確認して、厚生労働省は接種を勧められているところです。
なお、一般的に、ワクチン接種では、副反応による健康被害(病気になったり障害が残ったりすること)が起こることがあり、極めて稀ではあるものの、副反応による健康被害はなくすことができない状況であることから、国において救済制度を設けられており、新型コロナワクチンの接種についても、健康被害が生じた場合には、予防接種法に基づく救済を受けることができます。
しかしながら、ワクチンを接種するかどうかは、ご本人の自由意思によることは言うまでもなく、接種の強制やアレルギー等でワクチンを接種できない方などへの誹謗中傷等は、絶対に行わないよう、あわせてお願いいたしております。
これら誹謗中傷防止につきましては、市のホームページを中心にお知らせいたしておりますが、今後、さらに広報紙等なども活用し、市民の皆様にお知らせしていく予定です。(広報させぼ8月号でも発信しております。)
なお、職場におけるいじめ・いやがらせなどに関しては、従前より労働基準監督署が総合労働相談コーナーを設けておられますので、参考までにお知らせいたします。
本市において陽性者が連続的に発生している状況でご心配いただいていることと存じますが、今後とも引き続き、感染防止対策にご理解、ご協力のほどよろしくお願いいたします。
【令和3年7月回答】
保健福祉部保健福祉政策課
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