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更新日:2022年4月15日
いろいろな支援策で、保護者や子どもが住みよい町にしてくださり、感謝しております。
しかし、現在、不登校児がとても増え、私も不登校児を持つ母親です。毎日の学校への連絡、普通に通う子どもたちを見ると、悲しみと自分の育て方を悔やむ毎日です。今、中学生はあすなろ教室に通い出しているところで、その嬉しさはありますが、人混みに慣れないため、公共交通機関を使えず、毎日の送り迎えがあって仕事もなかなかできません。
頑張って学校に行き始めても、授業も追いつきませんし、塾にやるお金もありません。
どのような子どもたちでも、支援は同じようにあるべきです。そこだけでも変わると安心し、先の光が見えるようで、親も子も頑張る気持ちになれると思います。
未来の子たちはみんな同じように明るい未来があると信じています。どうぞ、影になっている子どもたちに目を向けてください。
【令和3年11月受付】
「市長への手紙」に、貴重なご意見をお寄せいただきありがとうございます。
お母様が日々の生活に悩みを抱えながらも、未来を見据え、子育てに奮闘されていること、そしてそのご心労のほどお察しいたします。
ご指摘のとおり、不登校の子どもたちは全国においても増加しており、佐世保市においても喫緊の課題として、その対策に取り組んでいるところです。
現在、各学校では、「児童生徒が登校したくなるような魅力のある学校づくり」、「子どもにとって安心できる居場所となる学校づくり」を目指し、教職員の指導力向上はもちろんのこと、スクールカウンセラーや心の教室相談員を配置して、児童生徒一人一人に寄り添う支援体制の構築を図っております。
また、青少年教育センターにおいては、来所相談をはじめ、電話やメール、スクールソーシャルワーカーの派遣等様々な相談を実施しています。ご家庭における悩み、児童生徒にかかる支援の相談につきまして、ご遠慮なくご利用いただければと思います。
加えて、青少年教育センターでは、保護者様からの「送迎の負担がある」との声に応えるため、令和3年4月から、最寄りのコミュニティーセンター等を利用して、[サテライトあすなろ教室]を開設しております。ご希望があれば、青少年教育センターまでご相談ください。
佐世保市では、多種多様な心情の揺れや葛藤を抱えるすべての児童生徒に、余すことなく手を差し伸べることができるよう、今後とも、子どもたちや保護者の皆様に寄り添った取り組みを進めていきたいと考えております。
【令和3年12月回答】
教育委員会青少年教育センター
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