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更新日:2022年9月29日
佐世保に数十年住んでいる者ですが、新しくできた佐世保公園については、佐世保には大きな公園や室内遊具施設がなかったので期待していました。
しかしながら少し意見させて下さい。
メリッタは規模も小さく利用料金も高額なため、何度も利用できるものではないと感じました。
また開発に伴う図書館利用者の駐車場有料化。図書館は、老若男女誰もが気兼ねなく気軽に利用できるものではないでしょうか。
佐世保の地形上、公共機関を利用できる人ばかりではないのは住んでる人なら誰もが感じることです。市民の憩いの場、学習の場、文化を広める役割を持つ場所を利用しにくくしていると感じました。駐車料金以外からの集金方法は考えられませんか?
佐世保公園としても図書館、ジョイフル、メリッタ、西海堂カフェ、オートキャンプ場、全てが小規模。複合施設としてどこかに魅力を感じていただき、他の施設の利用者も増やすという集客力、魅力にも弱いと思います。
歩道もご高齢の方には斜面で階段も多く、若い人でも疲れるのに気軽に行けるようには思えませんでした。さらに、屋外遊具というところもとても狭く、以前あった斜面を利用した滑り台の方が良かったです。交通公園も小規模でしたが好きでした。地形が特殊だからこそもっとできること、もっと思い切りが必要なのではないですか?
使われているのは税金です。もっと子育て現役世代、お年寄り、現場の意見を聞くべきです。
集客率、経済効果、利用者数がどうなっているのかの調査、情報開示を強く求めます。
厳しいことを言っていますが、佐世保に長く住むものとして真剣に意見しています。よろしくお願いします。
【令和4年6月受付】
このたびは、「市長への手紙」に貴重なご意見をお寄せいただきありがとうございます。
この佐世保公園リニューアル事業は、ナイター施設等の老朽化とともに利用率が低下していた旧スポーツ広場や、児童文化館跡地を含み利用が図られていなかった斜面部分、交通教育としての役割を終えた交通公園の跡地といった課題を解決することで、再び市民の皆様にご活用いただける公園とすることを目的としたものです。
この事業の特徴としましては、時代とともに変化する利用者ニーズに柔軟に対応するため、これまでの行政による整備・管理・運営の手法を見直し、民間事業者のノウハウを取り入れる新しい手法を活用しているところです。
ご指摘をいただいた、レストランやカフェ、オートキャンプ場に加え、コンビニやテイクアウトの飲食店などは、民間事業者が建設し運営しているものになりますが、これらの規模や用途については都市公園法の規定を遵守しつつ、採算性の観点から適切な規模や用途を提案されたものです。
同じく、メリッタ佐世保(屋内遊び場)についても、遊具の設置から運営管理の全てを税負担ではなく民間事業者が独立採算で行っているものです。したがって、利用料金及びその規模についても、スタッフの人件費などの維持管理コストと入場料収入とのバランスがとれる規模を提案いただいたものと考えております。
また駐車場につきましては、中央公園に立地する図書館や子どもの屋内遊び場、レストランなどの公園利用者のための駐車場を確保するとともに、かねてから歩行者の安全性についてご指摘をいただいていた日祝日の路上駐車を再規制したものです。
駐車場利用料金については、以前から、有識者や市民の方で構成された図書館協議会において、目的外利用の抑制の観点から有料化を求める意見が出されていたことや、周辺の民間駐車場との均衡(民業圧迫の観点)などを踏まえて検討を重ねた結果、有料化となりましたが、長崎市図書館(30分無料)を参考に1時間無料としております。
本事業は、レストランやコンビニなどの収益や、駐車料金収入をもって、市が支払う整備費や管理費の削減に繋げているものです。これは、図書館や屋内遊び場やレストランなどの利用者に適切に費用を負担していただくことで、施設を利用しない方も負担することとなる「税金による負担」をできる限り削減する受益者負担の考えに基づくものですので、その点についてご理解をいただきたく存じます。
現在のところ、4月と5月の利用者数について、事業者からは、メリッタ佐世保で月1万人を超える来場者があり、またメリッタ佐世保を除く各施設の合計利用者数については、月4万人を超えており、どちらも想定どおりの来場者数であったと聞いております。
今後も、運営事業者によって定期的なイベントの開催や物販飲食店などにおけるオリジナルメニューを提供するなど、市民の皆様や市外の皆様にも利用し続けていただくための工夫を続けてまいります。
ご意見にありますように、継続的に利用者アンケートなどを行い、事業の改善につなげるよう努めてまいります。引き続き具体の改善点などご意見をいただければ幸いに存じます。
【令和4年7月回答】
企画部政策経営課
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