ホーム > 水道局の事業 > 水源確保対策(石木ダム) > 石木ダムQ&A > Q10 漏水を無くせば石木ダムは要らなくなるの?
ここから本文です。
更新日:2016年1月18日
本市のように、老朽管が多く、土地の高低差が著しい斜面都市では、高い地域にお住まいの方にも一定の水圧で水を供給しなければなりませんので、その分、低い土地にある水道管に必要以上の水圧がかかるなど、水圧を均一に保つことが技術的に難しいため、漏水対策においては非常に不利な条件にあります。
そのような中、慢性的な水源不足にある佐世保市では、貴重な水資源の有効利用のため、以前から漏水対策に取り組んでおり、昭和49年から現在まで約200億円以上を投じての老朽管の布設替えなどを実施しています。
また、近年では、新たな機器を導入した精度の高い漏水調査を実施するなどの取り組みにより、数年前までは佐世保地区で日量1万立方メートルを超える漏水がありましたが、現在では6千立方メートル台にまで減少しており、確実な成果を挙げ、水資源をどれだけ有効に使ったかを示す有効率は、全国の自治体でも中位に位置しています。
石木ダムは、さらに漏水対策が進むことを前提に計画しているダムですので、漏水対策が進めば石木ダムが不要になるということはありません。
また、石木ダムで開発する水量は4万立方メートル/日ですが、漏水量は6千立方メートル台ですので、漏水対策が石木ダムの代わりになるという事はあり得ません。
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください
Copyright © Sasebo City Waterworks and Sewerage Bureau. All Rights Reserved.