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更新日:2016年1月18日
水道は市民生活において最も基礎的なライフラインですので、水道の供給を支える水道水源として国の認可を受けることができるのは、『渇水のときにでも毎日取水出来る水源』である必要があります。
このような認可を受けた水源は佐世保市(佐世保地区)には1日当たり77,000立方メートルしかありません。これに対して、実際に使われる水の量は多い年では1日当たり10万立方メートルを超える日もありますし、深刻な経済不況で水需要が極端に落ち込んでいる現在でも1日当たり85,000立方メートル程度を記録する日があります。
足りない分は、国の認可を受けていない『不安定水源』という水源を利用して、何とか凌いでいる状況ですが、この不安定水源は年間を通して毎日取水できるような水量がないため、渇水のときには殆ど取水出来なくなります。
それどころか、国の認可を受けて、本来は毎日取水できなければならない川棚川の取水も、実際には不安定な状況にあります。
下の図は、平成19年に発生した渇水時の川棚川における取水実績です。
安定水利権である1日当たり15,000立方メートルまでは、毎日取水できなければなりませんが、実際には15,000立方メートルを取水できていない日が多く存在します。
渇水に強い街とするためには、安定的な水源を確保し、不安定水源を解消する必要があります。
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