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更新日:2024年6月25日
ひきこもりとはどんな状態をいうのでしょうか?
ひきこもりの理解と対応についてお話します。
厚生労働省の定義では、ひきこもりとはさまざまな要因の結果として社会的参加を回避し、原則的には6カ月以上にわたっておおむね家庭にとどまり続けている状態をいいます。
ストレスを上手に解消できず疲れたり、ストレスが大き過ぎて自分の力ではどうにもできなくなるときに、それ以上ストレスをためないように自分以外との接触を制限し、殻に閉じこもって自分を守ろうとします。これがひきこもりと言われる状態で、自分と向き合い、次への一歩を踏み出すエネルギーを蓄えている期間であると言えます。
ひきこもっている本人の心理状態は周囲には伝わりにくく「甘え」「怠け」と見られることが多いため、他人に対する信頼感が低下します。また「自分はだめな人間だ」などと自己評価が低くなり、意欲の低下を招き一人で悩み苦しむ方も多く見られます。家族も不安や心配から疲労困憊し、社会から孤立しがちになります。
ひきこもり状態からの回復は、混乱期、安定期、ためらい期、動き出し期を行ったり来たりしながら、その時期に合った周囲の働きかけがあり、本人のペースで社会復帰をしていきます。
混乱期の特徴
混乱期の対応
安定期の特徴
安定期の対応
ためらい期の特徴
ためらい期の対応
動き出し期の特徴
動き出し期の対応
このモデルは、すべての人に該当するわけではなく、行ったり来たりすることがあります。時期に合った対応することが必要ですので、参考にしてください。
ご家族同士の情報交換や交流の場を持ち、ひきこもりについての理解を深め、悩みや不安を軽減し、お互いに支え合うことを目的としています。
【日時】毎月第3水曜日:10時から12時
【場所】福祉活動プラザ(住所:佐世保市栄町4番11号)
やりたいことを見つけ、自由にやりながらホッとする場所です。
【日時】毎週火曜日・土曜日:10時から16時
【場所】佐世保市京坪町8-20沖道ビル2F
【対象】不登校(学童期)及びひきこもり青年期(概ね34歳まで)
【内容】学習サポート、クリスマス会など
家族や社会からひきこもっていた人が、一歩踏み出して過ごせる場所です。
【日時】毎週火曜日・木曜日・土曜日:10時から16時
【場所】佐世保市京坪町4番9号
【対象】氷河期(概ね35歳~)及び高齢期
【内容】おしゃべりサロン(毎月第3木曜日13時から15時)・ゲーム交流会や昔遊びなど
長期化したひきこもりで悩む家族の方に向けて、親亡きあと子に残す生活マニュアルについてまとめたハンドブックをフリースペースふきのとうが作成し、ホームページ上に公開中。
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