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更新日:2022年7月11日

5月14日~5月20日はギャンブル等依存症問題啓発週間です

ギャンブル等依存症とは、ギャンブルにのめりこみ、借金をするなど社会生活や人間関係に支障をきたしてしまう状態です。自分の意思や精神力ではコントロールができなくなる精神疾患の一つです。

依存症は誰もがかかり得る身近な病気のため、正しく理解し、支えあうことが必要です。

愛好家と依存症の違い

愛好家:趣味の範囲で楽しむことができ、ギャンブルが仕事や生活に支障をきたしていない

依存症:借金を繰り返したり、人間関係の問題などを抱えてもやめることができず、仕事や生活に支障がでている

ギャンブル依存症の7つの特徴

【1】意思や性格の問題ではない

「意思や精神力」ではコントロールできない「脳の機能障害」です。

【2】誰でもなり得る病気

寂しさ・怒り・行き詰まりなどのちょっとした「心の隙間」に入り込み、埋めてくれます。

【3】慢性の病気

回復可能な病気です。快感と関係する脳の回路に異常をきたす病気です。

【4】進行性

徐々にコントロール不可能になり、放置していると確実に進行します。

【5】否認の病気

現実に直面することは非常に苦痛です。依存症の人は「やめようと思えばいつでもやめられる」「自分は病気ではない」と考えなかなか認めようとしません。

【6】性格が変化する

嗜癖行動にはまった結果、お金をつぎ込み、周囲の人に嘘をつき、自分勝手な信頼を裏切る行為を繰り返すことがあります。やめ続けることで本来の自分を取り戻すことができます。

【7】人を巻き込む病気

家族など周囲の人々への影響は大きく、慢性的なストレス状態におかれます。次第に不健康な考えや行動パターンに陥ります。

依存症から回復するためには

本人

【1】自助グループに参加

同じ問題を抱える仲間の集まりです。仲間同士の支えあいによって回復している人はたくさんいます。

【2】ギャンブル専門外来に通院

専門医師、スタッフによる治療やプログラムを受けることが有効です。

【3】金銭管理

家族など、周囲の人の協力を得ましょう。生活に必要なお金だけ持つようにし、家計簿をつけましょう。

家族

【1】自助グループや家族教室に参加

「借金の肩代わりをしない」「本人がおこした問題の尻拭いをしない」など、本人への適切な対応方法を学びましょう。回復するための大きな助けになります。

問い合わせ・相談先

佐世保市障がい福祉課では、ギャンブル等依存症に関する相談を受け付けています。必要に応じて専門の医療機関や社会資源の紹介を行います。個別相談もしくは電話での相談が可能です。(匿名での相談可)お気軽にご相談ください。

佐世保市障がい福祉課

電話0956-24-1111(内線5112、5113)・FAX0956-25-2281

展示のお知らせ

令和4年4月28日から5月31日まで、佐世保市役所連絡通路と佐世保市立図書館にて、ギャンブル等依存症に関する展示をおこなっております。ご自由にお取りいただける冊子やリーフレットの他、自助グループに関する案内などを設置しております。是非ご覧ください。

 

お問い合わせ

保健福祉部障がい福祉課

電話番号 0956-24-1111

ファックス番号 0956-25-2281 

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