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更新日:2017年12月6日

家庭の節電

家庭のエネルギー消費の50%以上は電気です。家庭で省エネを進めるには、電気の使い方を見直す必要があります。

電気の特徴

電気はガスや灯油と異なり、貯めることが難しいため、電力会社は瞬時瞬時で需要と一致させるように、発電の量を調整して、バランスをとるようにしています。
そのため、節電を進めるには、1日全体で電気の使用量を減らすだけでなく、使用する時間帯を意識して、電気の需要がピーク時間帯に集中しないようにすることが重要となります。

ピーク時間帯とは

ピーク時間帯とは、1日のうちで最も電気が使われる時間帯のことです。産業用や業務用を含んだ電力需要全体のピーク時間帯は、夏は冷房が多く使われる昼間、冬は暖房や照明が多く使われる夕方です。
家庭だけをみると、ピーク時間帯は、夏も冬も在宅率の高い夜です。

kWとkWhの違い

電気の単位でよく使われるのがkWとkWhです。kW(キロワット)とは、その瞬間に使われる電気を示し、kWh(キロワットアワー)はkWに時間をかけた電気の量を示します。

節電においては、電気の量である電力量(kWh)を減らすだけでなく、ピーク時間帯に使用する電力(kW)を下げることも重要です。

節電の3つの方法

家庭で節電を進めるためには、3つの方法があります。

減らす(カット)

消費電力を減らすことです。節電と省エネの両方の効果があります。

【例】

  • 電気製品の無駄な使用を控える。
  • 消費電力が小さくなるような使い方をする。
  • 省エネモードがある電気製品は、省エネモードで使用する。
  • 使用していない電気製品のプラグはコンセントから抜く。

ずらす(シフト)

電気を使う時間帯をずらすことです。エネルギーを使う量は変わらないので、節電にはなりますが、省エネにはなりません。

【例】

  • 電気使用が多い時間帯を避け、夜間や早朝に変更する。
  • 電気製品の同時使用を避ける。

切替える(チェンジ)

他の方法に切替えることです。省エネになるかどうかは場合によります。

【例】

  • 電気ではなく、ガスや石油を使う。
  • 省エネ型製品へ買替える。
  • 電気を使わないまたは消費電力の小さい機器に替える。

夏の節電のポイント

夏の節電が一番必要な時間帯である平日の14時頃、最も多く電気を消費しているのがエアコンで、約半分を占めています。そのため、夏の節電において最も重要なことは、エアコンを上手に使うことです。

グラフ、夏の日中(十四時頃)の消費電力(PDF:3,359KB)

冬の節電のポイント

冬の節電が一番必要な時間帯である夕方から夜にかけて、家庭で最も電気を消費しているのは、暖房にエアコンを使用する家庭ではエアコン、暖房にエアコンを使用していない世帯では照明になりますので、それぞれ節電のポイントは異なります。

グラフ、冬の夕方(十九時頃)の消費電力(PDF:3,359KB)

 

家庭からはじめる十の取組こちらもチェック

 

資源エネルギー庁ウェブサイト「一般向け省エネ情報」(外部サイト)
(URL:http://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saving/general/index.html)
を加工して作成しています。

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環境部ゼロカーボンシティ推進室

電話番号 0956-37-6255

ファックス番号 0956-34-4477

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