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更新日:2024年4月1日
家庭のエネルギー消費の50%以上は電気です。家庭で省エネを進めるには、電気の使い方を見直す必要があります。
電気はガスや灯油と異なり、貯めることが難しいため、電力会社は瞬時瞬時で需要と一致させるように、発電の量を調整して、バランスをとるようにしています。
そのため、節電を進めるには、1日全体で電気の使用量を減らすだけでなく、使用する時間帯を意識して、電気の需要がピーク時間帯に集中しないようにすることが重要となります。
ピーク時間帯とは、1日のうちで最も電気が使われる時間帯のことです。産業用や業務用を含んだ電力需要全体のピーク時間帯は、夏は冷房が多く使われる昼間、冬は暖房や照明が多く使われる夕方です。
家庭だけをみると、ピーク時間帯は、夏も冬も在宅率の高い夜です。
電気の単位でよく使われるのがkWとkWhです。kW(キロワット)とは、その瞬間に使われる電気を示し、kWh(キロワットアワー)はkWに時間をかけた電気の量を示します。
節電においては、電気の量である電力量(kWh)を減らすだけでなく、ピーク時間帯に使用する電力(kW)を下げることも重要です。
家庭で節電を進めるためには、3つの方法があります。
消費電力を減らすことです。節電と省エネの両方の効果があります。
【例】
電気を使う時間帯をずらすことです。エネルギーを使う量は変わらないので、節電にはなりますが、省エネにはなりません。
【例】
他の方法に切替えることです。省エネになるかどうかは場合によります。
【例】
夏の節電が一番必要な時間帯である平日の14時頃、最も多く電気を消費しているのがエアコンで、約半分を占めています。そのため、夏の節電において最も重要なことは、エアコンを上手に使うことです。
冬の節電が一番必要な時間帯である夕方から夜にかけて、家庭で最も電気を消費しているのは、暖房にエアコンを使用する家庭ではエアコン、暖房にエアコンを使用していない世帯では照明になりますので、それぞれ節電のポイントは異なります。
資源エネルギー庁ウェブサイト「一般向け省エネ情報」(外部サイト)
を加工して作成しています。
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