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更新日:2025年5月15日

佐世保市の橋梁長寿命化修繕計画

佐世保市橋梁長寿命化修繕計画・トンネル個別施設補修計画の策定

令和7年3月現在、佐世保市が管理する市道橋は1,086橋で、このうち、橋梁長寿命化修繕計画の対象となる橋長2m以上の橋梁は1,070橋あります。

この1,086橋の中には、建設年次が不明な橋梁が398橋(全体の36%)あり、建設年次を把握している橋梁は688橋となっています。

これら688橋のうち、建設後50年以上経過する橋梁は、現在417橋(全体の38%)ありますが、10年後にはさらに102橋増加し、519橋(全体の47%)となります。

このように橋梁の急速な老朽化が進行する中、今後、これらの維持・修繕費用の増大に対応するため、従来のような事後的な修繕及び架替えから予防的な修繕及び計画的な架替えへと転換し、維持修繕費の縮減を図るために「橋梁長寿命化修繕計画(個別施設補修計画)」を平成28年1月に策定しました。

また、佐世保市が管理するトンネルが8箇所あり、橋梁と同様に定期点検を実施し、その結果を基に、維持補修費の縮減を図るため、平成29年3月にトンネルの個別施設補修計画を策定しました

橋梁・トンネルの定期点検

れまで、橋梁やトンネル等の道路施設の老朽化対策に関しては、長寿命化修繕計画に伴う概略点検や道路ストック総点検などを全国的に実施していますが、特に第三者被害が大きくなる恐れが高い橋梁やトンネルについては、点検→診断→措置→記録というメンテナンスサイクルを確立し、より適確な維持管理の推進を目的として、平成25年の道路法改正に伴う省令・告示の施行(平成26年7月)により、定期点検が義務付けられました。

この定期点検は、5年に1回の頻度で近接目視により行うことを基本とし、必要に応じて触診や打音等の非破壊検査を併用して行います。また、点検の結果については、橋梁の健全性として1.~4.までの4段階で診断(評価)し、その診断結果に基づき、橋梁の効率的な維持及び修繕が図られるよう、必要な措置(補修などの対策工事や通行規制等)を講じることとなります。

なお、これら点検の結果や講じた措置の内容については記録し、当該施設が利用されている期間はこれを保存します。

佐世保市では、橋梁長寿命化修繕計画等において定期点検の計画を定め、平成27年度から年次的に点検を行っております。令和7年3月末現在、全橋梁の二巡目の点検を終え、点検結果として、早期措置段階となる3.判定の橋梁が58橋あり、うち27橋については補修が完了しており、残りの31橋については、順次、補修工事などの本対策に取り組んでいます。

点検結果に関する情報は、以下の国土交通省のホームページ「道路メンテナンス年報」において公表されています。国土交通省ホームページへ

点検及び診断については、有資格者を保有する専門業者への委託により実施しています。なお、点検の際は、道路幅員等の現場条件により、やむを得ず車両通行止めなどの通行規制を行い実施することがあります。その場合、周辺住民の皆様や道路利用者の方々には大変ご迷惑をおかけいたしますが、事前に、地元代表者や周辺住民の方々へのご説明や看板等での周知を行いますので、ご理解とご協力をお願いします。

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お問い合わせ

土木部道路維持課

電話番号 0956-24-1111

ファックス番号 0956-25-9679

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