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更新日:2024年11月11日
「行政が行う行政活動について、どのような目標のもと、どれだけのコストをかけ、どのような成果を上げたかについて、住民の視点に立った成果目標を数値によって表し、継続的に評価し、また新たな課題を見つけ改革・改善を行う」という限られた行政資源(人・もの・金)を有効に活用するためのマネジメント(経営)のしくみです。
従来のように、どれだけ道路や施設を建設したか、どれだけ補助金を出したかではなく、施策を行うことで、どれだけ社会的な成果を得ることができるかという視点で目標を設定し、評価を行うしくみをつくることで、顧客本位のサービス提供につながり、事業内容・やり方が変わることが期待されます。
現在、地方分権の推進、少子・高齢化の進展、住民ニーズの多様化など、社会経済情勢が変化していく中で、行政(地方公共団体)を取り巻く環境はますます厳しさを増しています。
こうした中、限られた行政資源(人、もの、金)を住民ニーズに合わせ、どのように最適に配分していくかが、今後の行政運営に欠くことのできない重要な視点になりつつあります。
このような社会環境の変化に対応するためには、行政運営においても経営的視点を持ち、計画(Plan)、実施(Do)、点検評価(Check)、改善・見直し(Action)という都市経営のマネジメントサイクルを継続的に回して行くことが基本であり、その中で点検評価(Check)、改善・見直し(Action)の作業を行うための手法として「行政評価」が有効とされています。
令和2年度からスタートした第7次総合計画における行政評価の仕組みは、「事業を実施した結果、市民生活にどのような影響があったのか」、「基本構想に基づく政策・施策の目的に照らして事務事業は適正か」等の観点から評価を行う必要があります。そして、この評価結果に基づき、事業の優先順位付けや見直し等の改善を行い、予算編成や事業の実施に反映していくこととしています。
進め方としては、第7次総合計画に基づき、次の流れで運用しています。
1.事業評価、2.事業組み立て、3.予算編成、4.事業実施
第7次総合計画においては、KPIを設置し「市民生活がどのように変化したのか」を示す「指標型」の計画となっています。KPI評価シートは、決算評価として行政経営(行政評価)サイクルの一部として作成するものであり、上記の内容を反映させたシートとなっています。
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