ホーム > 市政情報 > 広聴 > 市長への手紙 > 平成31年度・令和元年度 > 令和2年2月分 > 【市長への手紙】子どもの医療費について

ここから本文です。

更新日:2020年6月22日

【市長への手紙】子どもの医療費について

ご意見内容

もうすぐ佐世保に引っ越して来て2年になります。子どもが2人の母親です。

佐世保に来て医療費が0歳からかかるのにびっくりしました。それまで子どもの医療費がかかるところに行ったことがないからです。しかも、1医療機関につき800円です。800円というとそんなに高くないように感じるかもしれませんが、子どもは小さい頃こそ病院によく行きますし、風邪や中耳炎、皮膚科など何度も病院に行き、チリも積もれば医療費は負担になります。そうなると病院に行きたくても、少し様子を見ようと行くことを我慢することもあります。

佐世保市の子育てアンケートで、「子育てをしやすいまちにするには」と質問を受けましたが、これでは子育てしやすいとは思いません。財政状況もあるかと思いますが、どうか子どもを育てやすい市を作ってください。よろしくお願いします。

【令和2年2月受付】

回答要旨

本市の子どもの医療費については、長崎県の補助要綱に基づき、福祉医療制度を実施しております。

本制度は病院等でかかった診療費等(健康保険適用分)について、1ヶ月ごと医療機関ごとに一部自己負担を除いて無料となる制度であり、入院・通院とも自己負担額は1医療機関あたり1日800円、ひと月の上限1,600円までと定められております。

しかしながら、平成28年8月診療分からは、子育て世帯の声を反映し、本市独自の施策として、その対象を小中学生まで拡大しております。

このように、本市においても助成の拡充を図ってきたところですが、認定基準や助成範囲について自治体間に格差が生じていることは認識しております。自治体によって、対象年齢の範囲や自己負担額も様々で、所得制限により高額所得世帯には助成を行わない自治体もありますが、それぞれの自治体が、持続可能な財政設計の中で子どもの医療費の助成を実行されているものと考えております。

本市としましては、このような格差をなくし、全国どこでも一律に医療費の助成を受けることができるよう、「自治体間の格差を是正し、国による子どもの医療費を無償化する制度の創設」について、継続して国への要望を行っているところです。

本市の子育て支援策は幼児教育、母子保健等福祉医療も含めた全体で進めており、子育て家庭全般への本市独自の施策として、子ども子育て応援センターや子ども発達センター、子育て家庭の相談窓口となる「ままんちさせぼ」の開設なども行っておりますので、必要に応じご活用いただければ幸いです。

いずれにしましても、子どもたちが安心して生活し、皆様が安心して子育てできるようなまちづくりについて、このたびのご意見を真摯に受け止め、他都市の状況も研究しながら、より住民の皆様の視点に立った各種施策の推進に努めてまいりたいと存じます。

このたびは、貴重なご意見を賜りありがとうございました。今後も、お気づきの点などありましたらお寄せいただきますようよろしくお願いいたします。

取り扱い課

子ども未来部子ども支援課

お問い合わせ

総務部広報広聴課

電話番号 0956-24-1111

ファックス番号 0956-25-2184

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページは見つけやすかったですか?

このページの内容はわかりやすかったですか?

このページの内容は参考になりましたか?