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更新日:2020年6月22日
先日から、日本国内で新型コロナウイルス(以下「ウイルス」)による感染者が増えています。長崎県内でも、春節の時期に例年より少なくはありましたが、数多くの観光客が来ました。そのため、県内にすでに感染者がいてもおかしくない状況です。
そこで、市内でウイルスの感染拡大防止のために、独自の条例を作ってもらいたいです。例えば、市中感染を防止するために、外出時は必ずマスクを着用であったり、市外からの感染者を入れないために、市内に入ってくる方に対して検疫を行う。また、もし感染が確認された場合、感染経路特定をしやすくするために飲食店で、氏名や電話番号を記入してもらうなどです。
ウイルスにより、佐世保港に寄港するクルーズ船減少等により、すでに経済に影響が出ています。また、マスクの品薄で、入手困難な状況にあるなど、数多くの問題があります。仮に、佐世保で感染症が拡大した場合、今以上に経済に悪影響を及ぼす可能性があります。また、自衛隊等の施設が機能しなくなってしまうかもしれません。しかも、現在の市内の医療機関では、患者が大量に発生した場合、対応困難に陥る可能性もあります。
以上のことは、言い過ぎかもしれませんが、すでに感染者が国内で増えています。国や県の決定を待っていたら遅いと思います。早め早めの対策を行い、感染者を最低限に抑えて欲しいです。
ウイルスの拡大防止のために独自の条例を作成することを考えてくだされば幸いです。
【令和2年2月受付】
新型コロナウイルスによる感染拡大が連日報じられる中、早め早めの対策が重要という貴重なご意見をお寄せいただきありがとうございます。
ご意見にありますような条例を制定して、マスク着用の義務化を図ることや、市外から来られる方を検疫したり、飲食店での氏名等の記録などは、現実的には難しいものと考えますが、今回のような全世界的な感染症に対し、早めの対応を行っていくための感染症対策マニュアル等を整備しておくことは大変重要なことと考えております。
新型コロナウイルス感染症については、治療法やワクチンなどが未だ確立していない状況であるため、市民の皆様の不安も大きいと思いますが、佐世保市保健所においてもPCR検査が可能になるよう現在準備を進めております。
本市では、国・県及び県内保健所との連携強化に努め、国立感染症研究所や日本環境感染学会などの関係機関が発出する情報についても収集し、刻々と変化している事態の推移を十分注視しつつ、対策本部会議等により、市としての臨機の対応を行っているところです。
本市としましては、まずは、お一人お一人が「手洗いの励行」「咳エチケット」を心がけ、十分な睡眠とバランスの取れた食事で免疫力をあげるなど、感染症の予防策を徹底していただくことが、何よりも重要であると考えており、今後とも、市民の皆様への適切な情報発信に努めてまいりますので、ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
(注)本市におきましても、令和2年3月31日から本市保健所でのPCR検査が可能となりました。
保健福祉部健康づくり課
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