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更新日:2024年10月11日
予防の正しい知識をもち、自分の体調の変化に気を付けるとともに、周囲の人にも気を配り、声を掛け合い、熱中症による健康被害を防ぎましょう。
室内でも発生する可能性があり、6月から9月は特に十分な注意が必要です。
暑い中で、体の水分と塩分のバランスが崩れたり、体温を調整する機能が正常に働かなくなることにより発症します。重症化すると、生命にかかわります。
危険な暑さが続きますので、しっかり予防行動をとって、熱中症を防ぎましょう。
重症度 | 症状 | 対応策 |
軽 |
めまい/たちくらみ/筋肉痛/汗が止まらない |
涼しい場所に移動する/冷たい水分や塩分を補給する/衣類をゆるめ、体を冷やす |
中 |
頭痛/吐き気/倦怠感(体がだるい)/虚脱感(力が入らない) |
軽症の対応に加え、脇の下・太ももの付け根・首などを冷やす/自分で水分摂取ができないときは救急車を呼ぶ |
重 |
まっすぐ歩けない/呼びかけに対し返事がおかしい/意識がない/けいれん/高い体温 |
救急車を呼ぶ/救急車が到着するまでは中等症までの対応をできる範囲行う |
熱中症は予防できます。周囲の人と声をかけあって、予防行動をとりましょう。
無理な外出は控える/屋外では日陰を利用する/携帯型扇風機や保冷剤などのグッズを活用する/エアコンを活用する/風通しをよくする
日傘・帽子を使う(帽子は時々外すようにする)/涼しい素材で、袖口や襟元にゆとりのある衣服にする
こまめに・のどが渇く前に・入浴前後・就寝前・起床時
睡眠不足、体調が悪いとき、風邪をひいているときなどは特に気をつけましょう。
子ども、高齢者、障がい者は自身で予防行動が取れません。周囲の方々と共に、以下を参考に予防行動に取り組みましょう。
障がい者厚生労働省(熱中症予防のための情報・資料サイト)
環境省では熱中症予防情報サイトにおいて、熱中症の発生しやすさを示す暑さ指数(WBGT)を提示されています。暑さ指数は、人体と外気との熱のやりとりに着目した指標であり、人体の熱収支に与える影響の大きい1.気温、2.湿度、3.輻射熱の3つの要素を組み合わせたものです。単位は「℃」となりますが、気温とは異なります。
暑さ指数は、気温だけの指標よりも、より熱中症のなりやすさを示している指標と言えます。環境省「熱中症予防情報サイト」では、暑さ指数を確認することができます。
暑さ指数に応じた、日常生活や運動の指針は以下のとおりです。
過去に例のない危険な暑さ等となり、人の健康に係る重大な被害が生じる恐れがある場合に発令されます。自分の身を守るだけではなく、危険な暑さから自分と自分の周りの人の命を守ってください。
熱中症特別警戒アラートが発令された場合、暑さをしのぐ場所として指定暑熱避難施設(クーリングシェルター)(サイト内ページ)が開放されます。詳細ページを参照ください。
LINEアプリやメールを活用して、アラートの発表や暑さ指数の情報を受け取ることができます。
LINEアプリの場合(環境省を友だち登録。詳細は熱中症予防情報)
メールの登録の場合
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