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更新日:2019年6月13日
個性豊かな佐世保の景観づくりのために
「景観法」が制定されるなど、景観に対する関心が全国的な高まりをみせる中、九州各地においても景観形成に関する積極的な取り組みがなされています。
長崎県北部の中心都市であり、かつては石炭、造船、基地のまちといった産業都市としてのイメージが強かった佐世保のまちの姿も、佐世保駅周辺やウォーターフロントの再整備、ハウステンボスに代表される観光リゾート施設の整備といった大規模なプロジェクトによる新たなまちづくりの取り組みにより、大きく変化してきたところです。
また佐世保市は、豊かな緑と海の自然、ダイナミックな眺望、みなとにまつわる歴史など、長崎県でも有数の景観資源を有しています。
こうしたまちの変化にあわせ、市民のみなさんがより便利で快適に生活できるまちづくりが望まれると共に、貴重な景観資源を活かしながら、佐世保らしい魅力ある景観を形成していくことが望まれています。
景観というものは一朝一夕に生まれるものではありませんが、市民、事業者、行政といったまちづくりに関わりを持つ人々や機関が協力関係をつくり、知恵を出し合って、10年後あるいは50年後の佐世保の姿へと引き継いでいく必要があると思います。
わたしたちを取り巻く環境やまちの姿が、これからどんなに変わろうとも、ゆとりをもって快適に暮らせる"佐世保"となるよう願う気持ちは同じです。
まちの姿(景観)をより魅力あるものにするためには、わたしたち一人ひとりがまちをみんなの財産として、大切に思いやる心を持って、より暮らしやすいまちにしていく努力の積み重ねが必要なのではないでしょうか。
これからさらに発展していく佐世保のまちは、いろんな人々の感じ方や意見を取り入れながら、みんなの合意の上でつくりあげていくものです。
わたしたちが、代々受け継いできたもの、そして新しく生みだしてきたものを、佐世保ならではの大切な個性の一部として、まもり・そだて・そしてつくっていく。
これが21世紀のまちづくりの出発点となります。
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