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更新日:2022年12月15日
性自認や性的指向は、人間が本来持っている多様性の一つです。
しかし世の中においては、依然として周囲の無関心や偏見、差別的取扱いなどが見受けられます。
性自認や性的指向が人それぞれであることを尊重し、誰もが自分らしく生き生きと活躍できる社会を目指しましょう。
性のあり方(セクシュアリティ)は主に4つの要素の組み合わせによって形づくられていますが、この組合せは多様です。
「性的指向」(Sexual Orientation)と「性自認」(Gender Identity)の頭文字をとった言葉で、全ての人の性のあり方(セクシュアリティ)を人権として考えていく際に使われます。「性表現」(Gender Expression)を加えてSOGIE(ソジー)とする場合もあります。
「出生時に判定された性別と性自認が一致し、かつ性的指向は異性」というパターンに当てはまらない人々は、性的マイノリティあるいはLGBTQなどと呼ばれています。
LGBTQとはレズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー、クエスチョニング(またはクイア)の頭文字からなる言葉です。「性的マイノリティ」と同義の言葉として「LGBTQ」が用いられる場合もあります。
性のあり方はグラデーションであり、ここに紹介している用語だけで全てを網羅できるものではありません。
大切なことは、性のあり方の多様性を知り、一人ひとりの性のあり方を尊重することです。
SOGIハラスメント=SOGIハラ
性自認や性的指向に関連した差別的な言動や嘲笑、いじめや暴力をSOGIハラスメントと言います。
誰かの性のあり方を第三者に勝手に伝えることを、アウティングといいます。アウティングは、他人の生命に関わることもあるような、重大な人権侵害でありハラスメントです。アウティングにより、それまでの生活が送れなくなることもあります。
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