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更新日:2022年7月12日
高度経済成長や人口増加など右肩上がりの情勢を背景として、本市では3,000棟を超える膨大な施設を保有するに至っています。これら施設の多くにおいて、建築後40年から50年が経過し、老朽化が進行していることから、今後一斉に更新時期を迎え、多額の経費が必要になります。
一方、人口減少や少子高齢化がより一層進行することにより、市税収入が減少するなかで、社会保障関連経費の増加が想定されます。
これらのことから、現存する全ての施設を更新し、引き続き維持管理を継続していくことは困難であるため、従来の「古くなったら建替え」ではなく、佐世保市の身の丈にあった維持可能な保有量への見直しと、必要な施設の長寿命化に取り組んでいます。
お知らせ
動画で分かりやすい!公共施設の老朽化問題
下の画面をクリックすると、動画が見れます。
【動画の内容】
公共施設適正配置第2期実施計画のパブリックコメントは終了しました。
漫画で分かりやすい!公共施設の老朽化問題
(プレゼントクイズの受付は終了しました)
佐世保市役所(本庁・支所)、地区コミュニティセンター、スポーツ施設、観光レジャー施設他
佐世保市は約3,000棟(890施設)の公共施設を保有しています。市民1人あたりの延床面積は4.6平方メートルで、全国平均の3.3平方メートルを大きく上回っています。
◎財政状況が厳しくなっていき、建替えや改修が追い付かない!
◎安全に公共施設を利用できなくなる恐れがある
◎バリアフリーをはじめとした社会的(市民)ニーズにも対応する必要がある
【市民の声】
今ある施設をこれまで同様に建て替えながら維持し続けることはできない
財政状況の悪化等により、限られた予算は、本当に必要かどうか見極めたうえで、今後も維持を行っていく施設へ使用していきます。現在、佐世保市では、公共施設の老朽化問題への対策として、施設整備の選択と集中(再編・長寿命化)の取り組みを進めています。
まずは知って、考えてみることから!
市民の皆さまのご意見を伺いながら進めていきます
佐世保市の将来を少し不安に思われた方もいいらっしゃるかもしれませんが、今のうちから始めれば、将来の子どもたちに負担をかけることなく、安心して安全に利用できる公共施設を維持していくことができます。この取り組みは、市民の皆さんとの対話や情報共有を行いながら進めていきますので、まずは「市民の皆さま一人ひとり」が問題について考えてみることが大切です。
市民の皆さまと情報を共有しながら計画を作り、実行します。
知る |
参加する |
考える |
---|---|---|
老朽化問題の現状や取り組みの計画をホームページなどでチェックする |
意見交換会やワークショップなどに参加してみる |
自分が住んでいる地域にある公共施設について考えてみる |
公共施設の老朽化問題に関する市民アンケート(2019年2月実施)から、当問題に対するご意見を一部紹介します。
【アンケート設問】
現在、佐世保市では公共施設の老朽化問題等に対応する方法の1つとして、施設の集約化や複合化等による保有量の削減を進めています。このような取り組みに関して、あなたのお考えをお尋ねします。
【集計結果】
施設の集約化や複合化等による施設保有量の削減について、9割の人が賛成(賛成である+やむを得ない)という結果となりました。
20代女性
利用率が低い施設は無理に維持する必要はない。優先順位が高い施設からキレイにしていき経費削減のために複合施設にしてもいいと思う。
30代女性
公共施設とはいえ、使用する人は限定されているので、使用する人がしっかり使用料金等を支払うべきだと思います。他のことに税金を使ってほしいです。
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