ここから本文です。
更新日:2025年6月2日
働く世代の皆さんが元気に過ごし、充実した人生を送っていくためには、からだ・こころともに健康であることが何より大切です。
しかし、実際は日々の仕事や子育てで時間に追われ、食事や睡眠のリズムが乱れたり、運動不足になるなど自分自身の健康管理が後回しになっている方も多いと思います。このような生活が続くと、高血圧や糖尿病などの生活習慣病になるリスクが高まります。
何より、会社を支えている働き盛り世代の方が病気になると、大切な労働力を失うことにもつながります。働き世代の方が健康づくりに取り組むことは、生産性の向上など会社にとっても大きな利益をもたらすといわれています。
長崎県は、健康診断の受診率が低い、喫煙率が高い、野菜の摂取量が少ないなど健康に関する心配なデータがあります。ここでは、健康に関する心配なデータについてまとめています。詳しくは、働く世代に見てほしい健康に関する心配なデータをご参照ください。
日ごろの生活習慣を見直し、食事、運動、休養・睡眠などの健康づくりに取り組むことで高血圧や糖尿病などの生活習慣病予防の発症予防や重症化予防につながります。詳しい内容は、各項目のリンク先をご参照ください(別ウィンドウが開きます)。
生活習慣病などの病気やがんを早期に発見するためには、定期的にけんしんを受けることが重要です。
定期健康診断 |
職種や業種を問わず、事業者が労働者に対して1年に1回以上実施することが義務付けられている健康診断です。
特定健康診査 |
40歳から74歳の医療保険加入者を対象とした、生活習慣病の予防につなげるための健診です。会社勤めの40歳以上の方は、会社の定期健康診断の項目に特定健康診査の項目が含まれています。それ以外の方は、加入している医療保険者から受診券や受診案内が届きます。詳しくは加入している医療保険者に確認してください。
がん検診 |
佐世保市民で、職場等でがん検診の受診機会がない方は、佐世保市がん検診をご利用ください。詳しくは、がん検診を受けましょうをご覧ください。佐世保市民以外の方は、お住まいの市町村にお尋ねください。
事業所に保健師や歯科衛生士が出向いて講話などを行います。血圧や推定野菜摂取量(ベジチェック)の測定など健康チェックやブラッシング指導などもできます。ぜひ出前講座を活用して、職場の皆さんで健康について考える機会にしませんか。
詳しくは、職場の健康づくり出前講座をご参照ください。
職場での健康づくりを応援するために、血圧計や健康づくりに関する各種パネル、乳房モデル(がん啓発用)などの物品の貸し出しを無料で行っています。お気軽にご相談ください。
詳しくは、健康づくりに関する物品を貸し出しますをご参照ください。
メンタルヘルスとは、心の健康状態という意味です。心が健康であれば、前向きな状態を保つことができますが、ストレスなどを原因として気づかないうちに自分をコントロールできなくなる状態をメンタルヘルス不調と呼びます。ストレスが蓄積すると、からだ、こころともに様々な不調が現れ、放置するとこころの病気を発症する可能性もあります。
厚生労働省の調査によると、職業生活で不安や悩み、ストレスを感じている労働者の割合は増加しており、職場でのメンタルヘルス対策が重要視されています。
メンタルヘルスに関する情報サイト |
メンタルヘルスに関する相談先 |
ゲートキーパー養成講座 |
ゲートキーパーとは、悩んでいる人に気づき、声をかけ、話をきいて、必要な支援につなげ、見守る人のことで特別な資格は必要ありません。悩みを抱えた人は、「人に悩みを言えない」、「どこに相談に行ったらよいかわからない」、「どのように解決したらよいかわからない」等の状況に陥ることがあります。ゲートキーパー養成講座では、「職場の人が元気がない」、「つらそうに見えるけどどのように声を掛けたらよいかわからない」そのようなときの対応方法などが学べます。
障がい福祉課では事業所などに出向いて、ゲートキーパーを養成する講座を実施しています。
詳しくは、あなたとあなたの大切な人の命を守るためにをご参照ください。