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更新日:2024年1月25日
腸管出血性大腸菌感染症は、6月~10月に多発する傾向があります。
特に、保育園や幼稚園などの施設においては、集団感染が発生しやすいことから、施設管理者は園児等の健康状態について十分注意していただくとともに、園児の排便後の手洗い、また、職員には、おむつの衛生的な取り扱いなどを徹底させることが必要です。
保護者においても、子どもさんに血便や水溶性の下痢症状がある場合は、たとえ普段どおりに元気な様子であったとしても、早めに医療機関を受診させ、診断をしてもらった後に登園や登校に関して医師の指示を仰ぐようにしてください。
腸管出血性大腸菌は、2次感染しやすい病原菌です。
感染や感染拡大を防ぐために、次の点を守ってください。
ウシあるいは患者や保菌者のふん便からの経口感染。感染菌量が数10個~約100個と少なくても、2次感染がしばしば起こる。
1日~14日(平均3日~5日)
主に水様性下痢と腹痛で発症する。翌日に血便がみられることもあり、鮮血を多量頻回に排出する場合も多い。嘔吐や38℃台の発熱を伴うことがある。
腸炎、HUS(溶血性尿毒症症候群)ともに対症療法が最も重要です。
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