ホーム > 健康・福祉 > 健康 > 予防接種・感染症 > 感染症 > マダニ類が媒介する感染症に注意しましょう

ここから本文です。

更新日:2024年4月8日

マダニ類が媒介する感染症に注意しましょう

家屋内に生息するダニと異なり、マダニ類やツツガムシ類(ダニの一種)は、山林や草むらや藪などに生息しています。特に4月~11月にかけて活動的になるので注意が必要です。

病原体を保有しているマダニに刺されると重症熱性血小板減少症候群(SFTS)や日本紅斑熱に感染することがあります。また、病原体を保有しているツツガムシに刺されると、つつがむし病に感染することがあります。

感染予防策

ダニ感染症チラシ

厚生労働省PowerPointプレゼンテーション(mhlw.go.jp)

マダニ類から身を守る方法

  • 忌避剤(ディート、イカリジンなど)を含む虫よけスプレーには一定の忌避効果が確認されています
  • 上着や作業着は家の中に持ち込まないようにしましょう
  • 屋外活動後は、シャワーや入浴でダニがついていないか確認しましょう(特に、わきの下、足の付け根、手首、膝の裏、胸の下、髪の毛の中など)
  • 飼い犬や飼い猫等がマダニをつけて家の中に持ち帰ることがあります。草むら等の散歩の後にはブラッシングし、マダニがついていないか確認しましょう。定期的にマダニ駆除剤を使用する方法があります。獣医さんにご相談ください。

もしマダニに咬まれたら

マダニは、皮膚にしっかりと口器を突き刺し、長時間吸い吸血します。

吸血中のマダニを無理に引き抜こうとすると、マダニの一部が皮膚内に残ってしまい、炎症を起こすことがあります。できれば病院(皮膚科)で処置を受けましょう。

マダニに刺されたら、2週間程度は体調の変化に注意し、発熱等の症状が出た場合には、早めに病院を受診しましょう。その際はマダニに刺されたこと、または疑いがあることを医師へ伝えて下さい。

重症熱性血小板減少症候群(SFTS)

潜伏期間:6~14日

主な症状:発熱、消化器症状(嘔気、嘔吐、腹痛、下痢、下血)で、重症化し死亡することもあります。

日本紅班熱

潜伏期:2~8日

主な症状:頭痛、倦怠感、高熱、手足の発疹などを伴って発症し、重症化することもあります。

つつがむし病

潜伏期:5~14日

主な症状:全身倦怠感、食欲不振、頭痛、悪寒、発熱などを伴って発症し、顔面や体幹に発疹が出現します。重症化すると肺炎や脳炎症状がみられます。

関連情報

Adobe Acrobat Readerのダウンロードページへ

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Acrobat Readerが必要です。Adobe Acrobat Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先から無料ダウンロードしてください。

お問い合わせ

保健福祉部感染症対策課

電話番号 0956-24-1111

ファックス番号 0956-25-0130 

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページは見つけやすかったですか?

このページの内容はわかりやすかったですか?

このページの内容は参考になりましたか?