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更新日:2025年5月20日

マダニによる感染症に注意しましょう

マダニ類やツツガムシ類は草むらや藪などに生息しているダニです。
「ダニ」といっても、食品等に発生するコナダニや、衣類や寝具に発生するヒョウダニのように
家屋内に生息するダニとは種類が異なります。
マダニ類は特に3月~11月にかけて活動的になるので注意が必要です。

マダニに咬まれて感染する病気とは

長崎県では以下の感染症が確認されています。

病名 日本紅斑熱 重症熱性血小板減少症候群(SFTS) つつが虫病
病原体 日本紅斑熱
リケッチア
SFTSウイルス つつが虫病
リケッチア
病原体をもつダニ マダニ類 マダニ類 ツツガムシ類
症状 高熱、発疹、刺し口等
西日本に多い
発熱、消火器症状
(下痢、吐き気等)
重症化して死亡することもある。
致命率約10~30%
発熱、発疹、
リンパ節の腫れ


その他のマダニによる感染症については、下記のリンクをご覧ください。

ダニ媒介感染症(厚生労働省ホームページ)

マダニ類から身を守る方法

肌の露出を少なくしましょう!

  • 長袖、長ズボン、足を完全に覆う靴などを着用して皮ふの露出を少なくする
  • 屋外活動後は、身体や服をはたき、ダニに咬まれていないか確認する
  • シャワーや入浴でダニがついていないか確認しましょう
    (特に、わきの下、足の付け根、手首、膝の裏、胸の下、頭皮など)

ダニにご注意ください

(画像をクリックすると拡大できます。)

虫よけ剤を使いましょう!

  • ディート、イカリジンなどを含む虫よけ剤には一定の虫よけ効果が確認されています。
虫よけ成分 イカリジン ディート
特徴
  • 年齢による使用回数制限なし
  • こまめに塗り直しができる
  • 日本で50年以上使用されている
  • 1回の使用で長時間効果あり
  • 多くの害虫に効果あり
注意点
  • 効果があるのは
    蚊、ブユ、アブ、マダニのみ
  • ディート30%の商品の使用は12歳から
  • ディート10%以下の商品の使用は生後6か月から

飼い猫や飼い犬もダニ予防をしましょう!

  • マダニによる感染症に感染したペットからヒトへ感染したケースがあります。
    過度な触れ合い(口移しで餌を与える、動物を布団に入れて一緒に寝る等)は控えましょう。
  • 草むら等を散歩した後はブラッシングし、マダニがついていないか確認しましょう。

マダニに注意だニャン

(画像をクリックすると拡大できます。)

もし、マダニに咬まれたら

マダニ類の多くは、人や動物に取り付くと皮膚にしっかりと口器を突き刺し、長時間(数日から、長いもので10日間)吸血します。

  • 吸血中のマダニを見つけた場合は、自分で無理に取ろうとせず、できる限り皮膚科や外科で処置しましょう。(無理に引き抜こうとすると、マダニの一部が皮膚内に残ってしまい化膿することがあるため)
  • マダニに咬まれた後に、2週間程度は体調の変化に注意し、発熱や発疹等の症状があった場合は医療機関を受診しましょう。
  • 受診する際には、マダニに刺されたこと、刺された日付等を医師へ伝えてください

関連情報

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お問い合わせ

保健福祉部感染症対策課

電話番号 0956-24-1111

ファックス番号 0956-25-0130 

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