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更新日:2025年9月11日

感染症の発生状況(インフルエンザ・新型コロナウイルス感染症など)

世保市内を含む長崎県内の感染症(インフルエンザ・新型コロナウイルス感染症など)の発生状況は、長崎県ホームページにおいて、県内の感染症の動向と定点医療機関からの報告数が毎週木曜日に公表されています。

新型コロナウイルス感染症に注意しましょう!

2025年第36週(9月1日~9月7日)の感染症発生動向調査において、佐世保市の新型コロナウイルス感染症定点当たり報告数12.00となり、2週連続での減少となりましたが、依然として高い水準にあり注意が必要です。

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  • 定点当たり報告数とは、対象となる感染症について、全ての定点医療機関からの報告数を定点数で割った数値で、1医療機関当たりの平均報告数のことです。(佐世保市の新型コロナウイルス感染症の定点医療機関の数は7です。)他の地域や全国と流行状況を比較する際は、患者報告数ではなく、定点あたり報告数を用います。
  第31週 第32週 第33週 第34週 第35週 第36週
報告数 57件 60件 50件 126件 107件 84件
定点数 8.14 8.57 7.14 18.00 15.29 12.00

 

民の皆様には、さらなる感染拡大を防ぐため、以下のことにご協力をお願いします。

  • 換気や手洗い、場面に応じたマスクの着用など、基本的な感染対策にご協力をお願いします。
  • 発熱など体調不良時は無理をせず、外出を避けましょう。やむを得ず外出する場合は、マスクを着用しましょう。
  • 症状が重い場合を除き、医療機関の受診はなるべく平日の診療時間内にお願いします。また、検査目的での受診はお控えください。
  • 発熱などの体調不良時に備えて、解熱剤などを事前に準備しましょう。

新型コロナウイルス感染症について(別ウインドウで開きます)

急な体調不良やケガで受診を迷う場合には

救急医療電話相談『#7119』子ども医療電話相談『#8000』

をご利用ください。

百日咳の報告数が増加しています!

sick_seki_man全国において百日咳の発生数は、近年ワクチンの定期接種により激減していましたが、2025年は4月に入ってから急増しています。
世保市においても8月末までに162件の報告があっており、全数把握疾患となった2018年以降において最多のペースで患者数が増加しています。

日咳は主に百日咳菌の感染によっておこるけいれん性の咳発作を特徴とする気道感染症で、かぜの様な症状で始まり、次第に咳の回数が増え程度も激しくなります。
間の咳発作が多いことも特徴で、回復までに2、3か月かかることもあります。
児では、肺炎、脳症を合併し、重症化することもありますので特に注意が必要です。
防接種(4種混合又は5種混合)は、生後2ヵ月から90か月までのお子さんが定期接種の対象で、予防接種が済んでいないお子さんは、人の集まる場所を避け、定期接種の対象期間がきたら早めに接種しましょう。

染経路は飛沫感染で、咳やくしゃみの飛沫に含まれる百日咳菌が気道に感染して発病しますので、マスクの着用や咳エチケット、せっけんと流水による正しい手洗い、手指消毒で予防に努めましょう。

令和7年の佐世保市内における月別の百日咳報告数

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月
1 0 2 24 37 36 38 24

(発生届に記載されている診断日の月別に計上)

佐世保市の全数把握対象感染症の発生状況(8月)

感染症 発生状況
一類感染症 報告なし
二類感染症 結核<5名>
三類感染症 報告なし
四類感染症 日本紅斑熱<2名>
五類感染症 百日咳<24名>、梅毒<2名>、侵襲性肺炎球菌感染症<1名>

感染症発生動向調査の「警報」と「注意報」について

染症発生動向調査では、地域(保健所単位)ごとに「警報」や「注意報」を発信し、注意喚起を行っています。

警報レベルは、大きな流行が発生または継続しつつあると疑われることを示します。

注意報レベルは、流行の発生前であれば今後4週間以内に大きな流行が発生する可能性が高いこと、また、流行の発生後であれば流行が継続していると疑われることを示します。

お問い合わせ

保健福祉部感染症対策課

電話番号 0956-24-1111

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