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更新日:2024年11月29日
佐世保市内を含む長崎県内の感染症(インフルエンザ・新型コロナウイルス感染症など)の発生状況は、長崎県ホームページにおいて、県内の感染症の動向と定点医療機関からの報告数が毎週木曜日に公表されています。
2024年第47週(11月18日~11月24日)の感染症発生動向調査において、佐世保市の手足口病の定点当たり報告数は2.50となっており、警報報レベル(5.00以上)を3週連続で下まわったものの、警報終息基準値の2.0を超えており注意が必要です。
手足口病は口の中や、手足などに水疱性の発疹が出るウイルス性疾患です。5歳以下の乳幼児などの子どもを中心に夏季に流行します。感染経路は飛沫感染、接触感染、糞口感染です。手洗い、うがいを励行し、感染防止に努めましょう。原因ウイルスの種類によっては無菌性髄膜炎や脳炎を併発させることもありますので、早めに医療機関を受診しましょう。
2024年第47週(11月18日~11月24日)の感染症発生動向調査において、佐世保市の定点当たり報告数は、新型コロナが1.09、インフルエンザが0.73となっております。
これからの流行が予想される、新型コロナウイルス感染症・インフルエンザに注意し、今後も引き続き、感染対策にご協力をよろしくお願いします。
新型コロナウイルス感染症について(別ウインドウで開きます)
インフルエンザ(季節性インフルエンザ)について(別ウインドウで開きます)
今シーズンのインフルエンザ総合対策の推進について(PDF:709KB)(厚生労働省・通知)
2024年(令和6年)の感染症発生動向調査において、佐世保市のマイコプラズマ肺炎の定点当たり報告数は、昨年(令和5年)と比較すると非常に多い状況になっており、長崎県内の報告数においても、現行の調査方法となった平成11年以降最多の定点当たり報告数となっています。
マイコプラズマ肺炎は、肺炎マイコプラズマという細菌による感染症です。全年齢で1年を通じてみられ、秋冬に増加する傾向があります。感染経路は感染した人の咳のしぶき(飛沫)を吸い込んだり(飛沫感染)、感染者と接触したりすること(接触感染)により感染すると言われています。
<症状>
咳が長引くなどの症状がある時は、医療機関で診察を受けるようにしましょう。
感染症 | 発生状況 |
一類感染症 | 【報告なし】 |
二類感染症 | 結核<4名> |
三類感染症 | 【報告なし】 |
四類感染症 | 日本紅斑熱<1名> |
五類感染症 | 梅毒<1名> |
感染症発生動向調査では、地域(保健所単位)ごとに「警報」や「注意報」を発信し、注意喚起を行っています。
警報レベルは、大きな流行が発生または継続しつつあると疑われることを示します。
注意報レベルは、流行の発生前であれば今後4週間以内に大きな流行が発生する可能性が高いこと、また、流行の発生後であれば流行が継続していると疑われることを示します。
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