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更新日:2024年9月9日
佐世保市内を含む長崎県内の感染症(インフルエンザ・新型コロナウイルス感染症など)の発生状況は、長崎県ホームページにおいて、県内の感染症の動向と定点医療機関からの報告数が毎週木曜日に公表されています。
2024年第35週(8月26日~9月1日)の感染症発生動向調査において、佐世保市の新型コロナウイルス感染症の定点当たり報告数は6.64となっております。
減少傾向となっているものの、新学期が始まり、集団生活も増えていますので、今後も動向に注意し、市民の皆様には、引き続き感染拡大の防止にご協力をよろしくお願いします。
新型コロナウイルス感染症について(別ウインドウで開きます)
2024年第35週(8月26日~9月1日)の感染症発生動向調査において、佐世保市の手足口病の定点当たり報告数は8.50と先週から増加し、再度警報レベル(5.00以上)となっています。
手足口病は口の中や、手足などに水疱性の発疹が出るウイルス性疾患です。5歳以下の乳幼児などの子どもを中心に夏季に流行します。感染経路は飛沫感染、接触感染、糞口感染です。手洗い、うがいを励行し、感染防止に努めましょう。原因ウイルスの種類によっては無菌性髄膜炎や脳炎を併発させることもありますので、早めに医療機関を受診しましょう。
佐世保市の梅毒報告数は、2024年第35週(8月26日~9月1日)までに28件となっており、長崎県全体では81件の報告があっております。
現行の調査が開始されて以降、過去最多となった2023年の147件(長崎県全体)と同様に2024年も非常に多い報告数となっております。
梅毒とはトレポネーマという病原体により起こる感染症です。感染を予防するには、コンドームを適切に使用することや感染のリスクとなる不特定多数の人との性的接触を避けることが重要となります。
梅毒は早期診断、早期治療が重要です。感染が疑われる症状がみられた場合や感染の不安がある場合には、早期に医療機関を受診しましょう。
佐世保市保健所では、無料の相談・検査を受けられます。(事前連絡。要予約)
感染症 | 発生状況 |
一類感染症 | 報告なし |
二類感染症 |
結核<4名> |
三類感染症 | 腸管出血性大腸菌感染症<3名> |
四類感染症 | 日本紅斑熱<1名> |
五類感染症 |
梅毒<2名>・侵襲性肺炎球菌感染症<1名> カルバペネム耐性腸内細菌目細菌感染症<1名> |
感染症発生動向調査では、地域(保健所単位)ごとに「警報」や「注意報」を発信し、注意喚起を行っています。
警報レベルは、大きな流行が発生または継続しつつあると疑われることを示します。
注意報レベルは、流行の発生前であれば今後4週間以内に大きな流行が発生する可能性が高いこと、また、流行の発生後であれば流行が継続していると疑われることを示します。
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