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更新日:2024年1月24日
安心してこの冬を過ごすために、手洗い・手指消毒などの感染予防対策とあわせて、感染が拡大する前に予防接種を受けることをご検討ください。
インフルエンザウイルスに感染することで、熱やのどの痛みなどの症状を引き起こす感染症です。多くの場合、インフルエンザウイルスに対する薬を使って治療します。薬による治療とともに十分な休養も大切です。
38度以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛などの全身の症状が突然現れます。合わせて一般的な風邪と同じように、のどの痛みや鼻汁、咳などの症状もみられます。お子さまではまれに急性脳症を、ご高齢の方や免疫力の低下した方では肺炎を伴うなど、重症化することもあります。
<重症化する危険が高い人>
高齢者、幼児、妊娠中の方、喘息のある方、慢性呼吸器疾患の方、慢性心疾患のある方、糖尿病などの代謝性疾患のある方など
流行前にワクチンを接種することによって、発症や重症化を防ぐことができます。
また、新型コロナウイルスワクチンとの同時接種も可能です。
帰宅時や調理の前後、食事の前など、流水やせっけん等によるこまめな手洗いを心がけましょう。またアルコール製剤による手指の消毒も効果的です。
飛沫感染を防ぐために、咳やくしゃみをするときは周囲の人からなるべく離れましょう。咳が出るときはできるだけマスクを着用したり、ティッシュなどで口と鼻を覆いましょう。
空気が乾燥すると、のどの粘膜の防御機能が低下しインフルエンザにかかりやすくなります。50%~60%程度の湿度を保つことも効果的です。
体の抵抗力を高めるために、十分な休養とバランスの取れた栄養摂取を心がけましょう。
十分な換気は新型コロナウイルス対策としても重要です。冬場は換気で室内温度が低くなってしまいます。暖房器具を用いるから換気を行ってください。
目安として比較的急速に38度以上の発熱があり、咳やのどの痛み、全身の倦怠感を伴う場合は、新型コロナウイルス感染症だけではなく、インフルエンザに感染している可能性があります。
発症から48時間以内に抗インフルエンザウイルス薬の服用を開始すれば発熱期間の短縮などの効果が期待できます。具合が悪い場合は、医療機関を受診される前に電話で相談してください。
処方された薬は医師の指示に従って服用しましょう。睡眠を十分にとるなど安静にして休養をとることと共に、高熱による脱水症状を予防するために、症状がある間はこまめに水分の補給をしましょう。
また、重症化のサインがみられる場合は、すぐに近くの医療機関に電話で相談し受診しましょう。
<お子さんでは>
<大人では>
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