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更新日:2024年1月24日
日本脳炎ウイルスの感染によって起こる病気です。ブタなどの動物の体内でウイルスが増殖した後、そのブタを刺した蚊が人を刺すことによって感染します。西日本に多く、蚊の発生時期である夏から秋にかけて報告されています。
人から人には感染しません。また、感染した人を刺した蚊に刺されても感染することはありません。
6~16日
数日間の高熱、頭痛、嘔吐などで発症し、重症例では、急激に光への過敏症、意識障害(意識がなくなること)、けいれん等の中枢神経障害(脳の障がい)を生じます。
感染者およそ100~1,000人に1人
脳炎を発症した場合、20~40%(幼児や高齢者では危険が高くなります)
特異的な治療法はなく、対症療法が中心となります。
1.日本脳炎ワクチンの接種
ワクチンにより、日本脳炎の罹患リスクを75~95%減らすことができると報告されています。定期予防接種がおすみでない方は、早目の接種をおすすめします。任意接種も可能です。かかりつけ医にご相談ください。
2.蚊に刺されない工夫
日本脳炎ウイルスを媒介する蚊(主にコガタアカイエカ)の主な発生源は、田んぼやゆるやかな清流となっています。
3.十分な休息
休養・栄養・睡眠を十分にとり、過労を避けて免疫力を維持して健康管理に努める。
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