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更新日:2023年3月5日
太平洋戦争末期の昭和20年(1945)4月に佐世保鎮守府管下の各地沿岸付近に平射砲台や海上特攻隊の基地の建設が始まった。連合国軍の本土上陸、いわゆる本土決戦に備えるためのものであった。黒島にもその一環として名切砲台と田代砲台が建設された。この名切砲台には安式15cm平射砲1門と96式25mm機銃2門が装備され、黒島の周辺の海に敷設した機雷と小佐々の矢岳浦に配備された海上特攻隊とで挟み撃ちにする計画だった。砲台施設はいずれもトーチカ風の地下式陣地とし、生存性を高めている。幸いにも本土決戦前に終戦となり実戦で使われることはなかった。
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佐世保市黒島の文化的景観構成要素
佐世保市黒島町835-1
黒島港より自転車で10分
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