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更新日:2024年7月5日
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大崎高射砲台は来襲した敵機を迎撃する高射砲台として、昭和17年(1942)6月に着工された。89式12.7cm連装高角砲3基を装備する強力な砲台として計画されたが、翌年3月に川棚の三越高射砲台の建設を優先し中止された。その後昭和19年(1944)4月に工事が再開され、7月に完成した。周辺の海軍施設を空襲から守る役割があったと考えられる。昭和20年(1945)6月の佐世保空襲の際は視界が効かない悪条件の下飛行機の音を頼りに反撃し113発を発砲している。その後も恵比寿湾(浦頭)に停泊する艦艇を狙った敵機に激しく応戦し、撃墜も記録するなど終戦まで奮戦した。
未指定
佐世保駅より車で40分
佐世保市針尾北町2157(大崎公園)
常時公開