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更新日:2024年7月5日
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この名切ノ浜は名切集落の船着場として古くから利用されており、黒島天主堂を建設した際には大量の煉瓦をはじめとする建築資材はここから揚陸され、信者たちの手で細い山道を建築現場まで運ばれた。
明治44年(1911)に佐世保軍港の区域が拡大され、黒島がその最外郭となった。大正3年(1914)には田代地区に築かれた黒島南砲台用として名切ノ浜に石造りの突堤が建設された。しかし、大正13年(1924)に台風によって全壊し復旧されたのが現在の突堤である。なお、突堤への車道は昭和32年(1957)から6年かけて名切集落の人たちが「部」という労働奉仕で建設した。発破で石を割る以外は全て鍬で切り開いたという。
佐世保市黒島の文化的景観構成要素
黒島港より自転車で15分
佐世保市黒島町3358先
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