ホーム > 観光情報 > 観光振興 > 日本遺産「鎮守府 横須賀・呉・佐世保・舞鶴 ~日本近代化の躍動を体感できるまち~」 > 【鎮守府】佐世保市の構成文化財 > 旧佐世保海軍警備隊宇久島特設見張所跡
ここから本文です。
更新日:2023年3月6日
昭和12年(1936)に日中戦争が始まると、中国大陸からの敵機を警戒する特設見張所が宇久島、福江島、男女群島の女島に設置された。特設見張所は装備の違いにより甲、乙、丙、丁、戊、己、辛に分類されており、宇久島は無線と有線通信施設を備えた特設見張所・甲に分類されていた。昭和18年(1943)12月までに対空見張用の電探が装備され、特設見張所・戊に変更された。装備された1号電波探信儀1型改3(113号電探)は200kmの探知能力があった。見張用電探は最終的に4台まで増備され、太平洋戦争末期に激化した敵機の来襲を悉く探知したことが記録されている。
![]() |
未指定
佐世保市宇久町平801(城ヶ岳展望所)