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更新日:2023年3月5日
明治44年(1911)に佐世保軍港の区域が拡大され、黒島がその最外郭となった。そのため第一次世界大戦が始まった大正3年(1914)に黒島にも古里地区に東砲台、田代地区に南砲台の2箇所の砲台施設が建設された。東砲台の構成は8cm平射砲2門と探照灯及び格納庫、管制機雷を起爆する視発所、それらに電気を供給する発電所、兵員が生活する兵舎と桟橋から成っていた。任務は高島との間に敷設された機雷を除去しようとする敵艦艇を妨害することだった。完成以来佐世保防備隊に所属していたが、昭和18年(1943)5月に全ての装備が撤去され、最前線の部隊に送られた。戦後砲台施設は地元に払い下げられ住居や倉庫などに使われた。
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佐世保市黒島の文化的景観構成要素
佐世保市黒島町1435-1
黒島港より自転車で15分
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